猫駅長のばす（再）

■■■
　先日、会津芦ノ牧温泉駅で話題になっている猫駅長の「ばす」を見に行ってきた。
何でも野良猫だったのが駅に居着いたそうで、
日中はほとんど駅舎内で寝て過ごしているということで、
駅のマスコットになっている。

　駅につくと、駅の入り口には「ばす」の写真が
何枚も貼られていて、おみやげにも「ばす」関連の
カレンダーやキーホルダー、写真入りの磁石などが
売られていた。

　肝心の「ばす」はと見回すと、いたいた。
待合室のいすに置かれた座布団の上で丸くなって眠っていた。
頭にはちゃんと駅長帽まで乗っている。
猫種としては洋猫の長毛系（ヒマラヤンのミックス？）らしい。
早速なでてみると、「ウニャウニャ」とは言ったものの、
頭を上げる訳でもなくそのままの体勢で寝続けている。
なるほど、こんな感じで一日中待合室にいるので、
マスコットになったのだなと納得。
毛並みは少々荒い感じで、家のグレの方がフワフワだな
などと思ってしまった。
しかし、誰が来ても動ずることなく寝続ける性格は、
まさに駅長にピッタリという感じだ。
　いつまでも駅のマスコットとしてかわいがられるよう願って
駅を後にした。（再）